【ahamo降臨】生き残れる格安SIMはどこ?

ドコモが新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表しました。
月額 3,278円 で 20GB までのデータ容量が使える破格のプランです。

こんなの出したら格安SIM会社がみんな潰れちゃうじゃない

そこでこの記事では、MVNOキラーの ahamo に対抗できそうな格安SIMを選びました。
2021年は格安SIM淘汰の時代に突入です。

ahamo のメリットとデメリット

ahamo に対抗できる格安SIMの紹介の前に、ahamo のメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。

ahamo のメリット

  • 月額 3,278円(税込)ポッキリ
  • 月々 20GB までの高速データ通信
  • 20GB を超えても 1Mbps で使い放題
  • 海外82の国と地域でデータ料の追加料金無し
  • 5分以内なら国内通話がかけ放題
  • 2年縛りなし
  • 事務手数料なし

20GB を超えると通信速度が 1Mbps に制限されますが、1Mbps なら動画配信サービスも問題なく利用できる速度なので、事実上のデータ使い放題です。
また、海外82の国と地域で 20GB のデータ量内なら追加料金がかからないのは凄いメリットだと思います。

ahamo のデメリット

  • 割引サービスは利用不可
  • ドコモメールは利用不可
  • 契約は20歳以上から
  • FOMAエリアでは利用できない
  • 既存のドコモ契約者でもMNP転入扱い
  • 対象機種が限られる
  • 申し込み・サポートはWebまたは専用アプリからのみ

もとが破格の料金なので、ファミリー割引など既存の各種割引サービスは使えません。
家族間通話無料などの恩恵が受けられないのは痛いです。

既存のドコモユーザーでも転入扱いになるのは、継続契約期間がリセットされるため後のプラン変更時にトラブルとなる予感がします。
いまのところ ahamo は、単身者で他社からの乗り換えで契約したときに最大のメリットを受けられそうです。

ahamo に対抗できる格安SIM

以上から、ahamo にないメリットを持っていたり、ahamo のデメリットをカバーできるかどうかが生き残るためのポイントになります。
これらのポイントをおさえた ahamo に対抗できる格安SIMは次のとおりです。

 ここで紹介している格安SIMの料金は、本記事公開当時のものです。
現在は各社もっと安い新料金プランが発表されています。

楽天モバイル

生き残り率 100%

もうすでに第4のキャリアなので"格安SIM"と言っては失礼かもしれませんが、楽天モバイル が ahamo 対抗の筆頭格です。

1年間無料のメリットが大きい

楽天モバイル 唯一の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V」の月額料金は ahamo と同じ 3,278円ポッキリ。
4G と 5G の両対応で楽天回線のエリアなら高速データ通信が使い放題、パートナー(au)回線のエリアでも月々 5GB まで高速データ通信が使えます。
5GB を超えても 1Mbps の速度で使い放題なので、事実上のデータ無制限プランといえるでしょう。

Rakuten Linkアプリからの国内通話は時間制限なしのかけ放題なので、5分以内かけ放題の ahamo よりお得。
さらにプラン料金の 3,278円 が最初の1年に限り無料になることは ahamo を大きく上回るメリットです。

ahamo の対象機種はまだ情報が不透明ですが、古いスマホでは使えない可能性もあります。
その点、Rakuten UN-LIMIT V は対応端末が多いので手持ちのスマホで使えるのも大きなメリット。
また、eSIM にも対応しているので最新の iPhone や Pixel で即日開通が可能で、さらにデュアルSIM化もできます。

さらに生き残り率を上げるには

現状のままでも十分生き残れそうですが、ahamo に唯一劣っている海外利用が改善されることに期待。

使える海外の国と地域は ahamo の 82 に対し 楽天モバイル は 66 とわずかに少なく、利用可能なデータ通信量も 2GB までです。
ただし、2GB のデータ量は国内利用とは別カウントで追加料金もなしなので、ahamo に比べてそれほど大きく劣っているわけではありません。

今回 ahamo の狙い撃ちにあったといわれている 楽天モバイル ですが、国内利用がメインのユーザーにとってはむしろ ahamo よりお得になるかもしれません。

mineo(マイネオ)

生き残り率 90%

人気の格安SIM マイネオ も ahamo に対抗できるだけのポテンシャルを秘めています。
mineo(マイネオ)

低料金でデータ通信使い放題が可能

マイネオ 最大のメリットは低料金でデータ通信使い放題ができるオプション「パケット放題」があること。
+385円で 500kbps の速度で使い放題になります。
キャリアのサブブランド以外で、実用的な通信速度のデータ使い放題ができる格安SIMは マイネオ ぐらいです。

月々のデータ容量を抑えることで ahamo より低料金で通話も通信も使い放題にすることが可能です。
例えば、月々のデータ量が 3GB でドコモ回線を利用するプランなら

プラン・オプション 月額料金
デュアルタイプ 3GB(Dプラン) 1,760 円
パケット放題 385 円
mineoでんわ 10分かけ放題 935 円
合計 3,080 円

となります。
電話をほとんどかけない人なら「かけ放題」オプションを外すことでさらに安くできます。

マイネオ では家族や友人どうしでデータ容量をシェアすることができるのも ahamo にはない特徴です。
少額ながら「家族割り」や「複数回線割り」などの割引きもあります。
その他、平日昼間の通信をゆずることでデータ容量などの特典が得られる独自のサービスなどがあり、他の格安SIMとは差別化が進んでいることが ahamo に対抗できると考える理由です。

さらに生き残り率を上げるには

10分かけ放題の他に、より低料金の「かけ放題」オプション(3分・5分)があればなおよし。
海外でのデータ通信も利用できればよいのですが、格安SIMにそこまで求めるのは酷かなと思います。

IIJmio

生き残り率 80%

格安SIM の老舗 IIJmio もahamo に対抗できそうです。

データシェアで差別化

IIJmio のファミリーシェアプランなら、月々 12GB のデータ容量を最大10人(回線)で分け合え、さらに余ったデータ量は翌月に繰り越せます 。
このデータのシェアと繰り越しができるプランは ahamo だけでなく本体のドコモや他のキャリアでも新規受付が廃止されている希少なプランです。

ファミリーシェアプランを音声通話つきにして家族3人で使った場合

プラン・オプション 月額料金(税抜)
ファミリーシェアプラン 2,816 円
音声通話オプション×3 2,310 円
3分かけ放題×3 1,980 円
合計 7,106 円
1人あたり 2,369 円

となり、1人あたりの料金がかなり安くなります。
電話をほとんどかけない人なら「かけ放題」オプションを外すことで、1人あたり約1,600円にすることが可能。
ただしデータ通信は使い放題ではないので、データを使いまくるユーザーには不向きです。

通話料金は家族間なら 20%OFF で、さらにプレフィックスサービスの「みおふぉんダイアル」でかければ誰とでも 50%OFF になり、両方合わせると家族間通話が 60%OFF になります。

毎月のデータ使用量が家族合わせて 12GB に収まるライトユーザーなら、家族みんなで ahamo に乗り換えるより節約できます。

さらに生き残り率を上げるには

月々のデータ容量を使い切ったあとでも、せめて 500kbps の速度で使い放題になればよいと思います。
現状はデータ容量を超えるか任意での低速切替え時の速度が 200kbps で、さらに低速では 3日で366MB の制限があります。
この辺が改善されればファミリー向け最強の格安SIMになれそうなのですが…

まとめ

以上、ドコモの破格プラン ahamo にも対抗できる格安SIMの紹介でした。

現状では ahamo に真っ向から太刀打ちできるのは 楽天モバイル、利用状況によりなんとか対抗できそうなのは mineo か IIJmio などかなり少数なのではないでしょうか。
ahamo の登場で格安SIMが駆逐されてしまうのは必至です。
生き残りを賭けて格安SIM各社が大胆なサービス改革を行ってくれることに期待したいですね。

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