
コスパ最高で人気の超格安スマホ g06 の強化モデル g06+ がこの夏から発売されています。
価格は前モデルから据え置きの 7,800円(税抜) と相変わらずアホみたいにお買い得ですが、一体どこが強化されたのでしょうか?
g06+ と g06(前モデル) スペック比較
両者の違いは↓のとおりです。
g06+ | g06 | |
OS | Android 7.0 | Android 6.0 |
CPU | 1.1GHz 4コア | 1.1GHz 4コア |
ストレージ(ROM) | 16GB | 8GB |
メモリ(RAM) | 2GB | 1GB |
外部ストレージ | micro SD/SDHC/SDXC 最大 128GB |
micro SD/SDHC 最大 32GB |
ディスプレイ | 4.0インチ(800×480) | 4.0インチ(800×480) |
本体サイズ | 約126×63.2×10.8mm | 約126×63.2×10.8mm |
本体重量 | 約129g | 約129g |
バッテリー容量 | 1,700Ah 着脱可 | 1,700Ah 着脱可 |
カメラ | OUT:500万画素 IN:200万画素 |
OUT:500万画素 IN:200万画素 |
SIMスロット | micro/micro デュアルSIM ※ 同時待受け不可 |
micro/micro デュアルSIM ※ 同時待受け不可 |
ネットワーク | LTE 1:2100MHz 3:1800MHz 19:800MHz 3G(W-CDMA) 1:2100MHz 6:800MHz |
LTE 1:2100MHz 3:1800MHz 19:800MHz 3G(W-CDMA) 1:2100MHz 6:800MHz |
Wi-Fi | b/g/n(2.4GHz) | b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.0 |
センサー | 加速度センサー、近接センサー、輝度センサー(照度センサー) | 加速度センサー、近接センサー、輝度センサー(照度センサー) |
カラー | gooRed(グーレッド) + ピンク/イエロー/インディゴ/ライトブルー/ブラック |
gooRed(グーレッド) + ピンク/ホワイト/インディゴ/ブラック/カーキ |
本体価格(税抜) | 7,800円 | 7,800円 |
OSとメモリ関係が強化されているほかは、前モデルと全く同じです。
ROMとRAMが2倍になっているので前モデルより軽快な動作が期待できそうですね。
この価格で Android 7.0 nougat を搭載しているのはとっても魅力的です。
カラーバリエーションも前モデルからガラッと変わりました。
定番のピンクに加えて、イエローやライトブルーが選べるようになっています。某D社とかA社の子ども向けケータイみたいですね。
g06+ は こんな人に向いています
通話とメールしかしない人
g06+ は、強化されたとはいえお世辞にも高スペックとはいえません。むしろ低スペックな分類に入ります。
とはいえ、通話やメール・インターネット検索ぐらいなら十分すぎるほど可能なので「ガラケーで不自由してないけどスマホデビューしたいな」と思っている人にはピッタリです。
子どもや手の小さい人
4インチ画面の小さなスマホなので、子どもや大人でも手の小さい人にはピッタリなサイズです。
特に今回の新モデルは、ピンク・イエロー・ライトブルーのカワイイ3色が選べるように、子どもが使うことが意識されています。
フィルタリングやアプリ使用制限などのペアレンタルコントロール機能を使って、子どもが使っても安心なようにセキュリティを強化することもできます(月額250円~)。
テザリング専用機が欲しい人
g06+ は、Wi-Fi/Bluetooth/USB それぞれのテザリングに対応しているので、データ専用SIMを挿してモバイルルーター代わりに使うことができます。
モバイルルーターと違って元がスマホなので、普段はルーターとして、緊急時には通話もできるし、カメラとしても使える万能機になります。
g06+ は こんな人に向いていません
動画やゲームをすごく楽しみたい人
g06+ のスペックでは高画質の動画やゲームをガッツリ楽しむにはちょっと苦しいです。
さらに、ジャイロセンサー非搭載なので、ポケモンGOのARモードも使えません。(ただしプレイ自体は可能です)
おサイフケータイを使いたい人
g06+ には「おサイフケータイ」がついていません。
nanaco とか suica とかをモバイルで使っている人は要注意です。
常にスマホをいじり倒している人
g06+ はバッテリー容量が少ないです。
サイズが小さいので致しかたないのですが、1日でスマホのバッテリーを使い切ってしまうようなヘビーユーザーには不向きです。おそらく昼までもちません。
2枚のSIMカードを1台のスマホで使いたい人
g06+ は2枚のSIMカードを挿せる「デュアルSIM」端末ですが、残念ながら同時待受け(DSDS)には対応していません。いちいち切り替えて使わなければいけないので面倒です。
何かあったらすぐショップに駆け込んじゃう人
g06+ に限ったことではありませんが、格安スマホは大手キャリアのような手厚いサポートがついていません。トラブルがあったときに、ショップに駆け込んで店員さんに全部説明してもらうことができないのです。
端末に関する問い合わせは電話かメールでのやり取りになってしまいます。しかも土日祝日はお休みです!
そのため、何か不具合が発生したら、ある程度自分で調べて解決できるスキルが必要です。
家族や友人にスマホの扱いに長けた人がいないなら、初心者が安易に手を出すのは危険です。
まとめ
以上、人気沸騰確実の超格安スマホ g06+ の紹介でした。
スマホヘビーユーザーのメイン機としては不向きですが、サブ機やスマホビギナーの入門機としては十分な性能の1台だと思います。
個人的には、車載してテザリングしながらドライブレコーダーとして使いたいです。電源つなぎっぱなしでバッテリーがヘタっても、バッテリー交換ができるので長く使えそうです。
「安いものを長く使う」。これが理想的な節約方法ですよね。
おわり