
最近ジーンズショップで買った安いボトムスに、こんなベルトがセットで付いていました。
バックルの形が普通のベルトと違いますね。
輪っか(リング)が2つ付いています。
女性もののベルトにたまに見るバックルの形ですね。
これは「リングベルト」といいます。
「リボンベルト」とか「テープベルト」とか呼ばれることもあります。
今回は、このリングベルトの巻き方(締め方)やメリット・デメリットを紹介しましょう。
巻き方
リングベルトは普通のベルトと巻き方が全然違います。
- 先端を出したい方と反対側からベルトを通す
体の左側へベルトの先端を出したいときは、右側から通します。
普通のベルトは左から通しますよね。もうここから普通のベルトと違います。 - 内側から2つのリングにベルトを通す
体側(内側)から、2つのリングまとめてベルトを通します。
- 2つのリングの間にベルトを通す
体側(内側)のリングにだけベルトを通します。
- キュッと引っ張る
あとはベルトを引っ張って締めるだけ。
緩め方
リングベルトは緩め方(外し方)にもコツがあります。
リングベルトのメリット
ウエストサイズの調節が自由
これが一番のメリットだと思います。
サイズ調節のためにベルトを切ったり、穴を自分で空けたりする必要がありません。
実は僕、身長が 173cm のくせに体重 45kg ・BMI 15.0 という女子も羨むスリムボディの持ち主なんです。
ここまで細いとズボンはベルト必須ですし、そのベルトもメンズ用だと切ったり穴空けたりを余儀なくされます。
リングベルトなら面倒な加工なしで自分にピッタリなサイズに調節可能。
僕のような細メンにはちょうどいいアイテムといえますね。
バックルがモッコリしない
普通のベルトはバックル部分に厚みがあるので、Tシャツ1枚のような薄着だと おへそ のあたりがモッコリしてしまいます。
リングベルトは締めると2つのリングが微妙にずれて重なるので、厚みがほとんどありません。
シルエットの気になる薄着の季節にもピッタリなアイテムといえますね。
リングベルトのデメリット
デザインがちょっと…
リングベルトのベルト部分は布製であることが多いです。
布ベルトというと、こういう通称「ガチャベルト」を想像しちゃいますね。
ダサいベルトの代名詞みたいな存在です。
でも、最近の布ベルトは布だからこそのお洒落なデザインのものも増えています。
特にリングベルトは、ベルトの余った部分を垂らして見せるという着こなし方があるのでデザインが豊富です。
「でも、やっぱり『布』はちょっと… 」という方には「革」製もありますよ。
ただ、さすがにスーツには合わないのでビジネスシーンでは使えなさそうです。
摩耗が早そう
2つの金属製のリングで挟んで締めるので、ベルト部分が痛むのが早そうです。
特に織物のような綺麗な柄のものは、ほつれたり擦れてしまったら台無し。
1本のベルトを長く使うといった使い方には向かないかもしれません。
リングベルトは女子だけのものじゃないよ
レディースファッションベルトのイメージがあるリングベルトですが、男性用のものもたくさん出そろっています。
今回、僕が買った安ボトムスのオマケのベルトはダサダサでしたが、「リングベルト使いやすいわぁ~」なんて言っていたら、妻がオシャレなのをプレゼントしてくれました。
カッコいいデザインのものもたくさんあります。
特に細身の男子にはマストアイテムといえるでしょう。
男性のあなたも1本いかがですか?