
話題の格安SIM(MVNO)に乗りかえることで、ドコモなどの大手キャリアに比べてケータイ代が大幅に安くなります。
我が家でも1年前に格安SIMに変えて、月々のケータイ代が夫婦2人で 8,000円以内になり、大幅な節約に成功しました。
格安SIMには、キャリアのメールアドレスが使えなかったり、無料通話がなかったりといくつかデメリットもあります。
しかし、それらの弱点は少しの工夫で補うことができます。
今回は「プレフィックス型通話サービス」を使って、無料通話のない格安SIMの月々の通話料を節約する方法を紹介します。
プレフィックス型通話サービスとは
プレフィックス型通話サービスとは、相手の番号の頭に特定の番号(プレフィックス番号)を付けて発信することで、通話料が安くなるサービスです。
電話回線を使った通話なので、格安SIMでは音声通話つきプランでないと使えませんが、IP電話 や 無料通話アプリ と違い通話品質の劣化がないのが特徴です。
プレフィックス型通話サービスのメリット・デメリット
メリット
- 通話品質の劣化がほとんどない
- 電話番号が変わらない
- 通話料は通常の音声通話のおよそ半額
デメリット
- フリーダイヤルや110番などへはかけられない
- 通話料定額制(ドコモのかけホーダイなど)などに入っていると2重課金になる
代表的な プレフィックス型通話サービス
プレフィックス型通話サービスには、提供する会社による料金の差はほとんどありません。
ポイントの有無や支払い方法の微妙な違いはありますので、いくつか代表的なものを紹介します。
楽天でんわ

初期費用 : 0円
基本料金 : 0円
国内通話 : 10円/30秒(税別)
国際通話 : 10円/30秒(非課税)
支払い方法 : クレジットカード
その他 : 楽天ポイントが貯まる
楽天ポイントを貯めている人なら迷わずこのサービスですね。固定電話にも番号通知ができます。スマホアプリを使えば、面倒な設定をしなくても自動的にプレフィックス番号をつけて発信してくれます。
G-Call(ジーコール)

初期費用 : 0円
基本料金 : 0円
国内通話 : 10円/30秒(非課税)
国際通話 : 2.9円/6秒 ※アメリカの場合(非課税)
支払方法 : クレジットカード
その他 : 固定回線からの利用も可
国内通話が非課税のぶん、楽天でんわ よりちょっとだけお得。
紹介者制度で250円分の通話料がもらえます。
国際通話は相手国によって通話料が変わります。専用アプリを使えば、自動でプレフィックス番号をつけて発信してくれます。
みおふぉんダイアル

初期費用 : 0円
基本料金 : 0円
国内通話 : 10円/30秒(税別)
国際通話 : 10円/30秒(非課税)
支払方法 : IIJmio みおふぉん の料金と合わせて請求
その他 : IIJmio みおふぉん の ファミリー通話割引 と併用可
みおふぉんの契約者なら申し込み不要ですぐ使えます。
専用アプリもあります。
IIJmio は僕も1年以上続けて使っているオススメの格安SIMです。
U-CALL(ユーコール)

初期費用 : 0円
基本料金 : 0円
国内通話 : 10円/30秒(税別)
国際通話 : 10円/30秒 ※アメリカの場合(非課税)
支払方法 : U-mobile の料金と合わせて請求
その他 : U-mobile MAX を契約中の方は U-CALL MAX を利用可
U-mobile 音声通話プランの契約者なら申し込み不要ですぐ使えます。
専用アプリもあります。
データ通信使い放題プランのある U-mobile もオススメの格安SIMです。
自動プレフィックス付加アプリが便利です
ほとんどのプレフィックス通話サービスでは専用アプリが用意されていますが、どれもデザインや使い勝手がイマイチのようです。
また、今まで使っていたダイヤルアプリをそのまま使いたいのなら、自動プレフィックス付加アプリを使ってみましょう。
まとめ
今回は、スマホの通話料金を節約するための、プレフィックス型通話サービスについて紹介しました。
僕は1年前に IIJmio みおふぉん に乗り換え、今年の4月から みおふぉんダイヤル を使っています。
普段ほとんど通話をしないので、節約の効果はたいしたことありませんが、月に1000円以上通話する人にはかなり効果があると思います。
初期費用・月額基本料 0円 で使用できるものばかりですので、格安SIMに乗り換えても乗り換えなくても、ぜひ使ってみてください。
また、IP電話 や 無料通話アプリ なども併用すれば、さらに通話料金を節約できますよ。