電話番号もメールアドレスも変えずに格安SIMへ乗り換える(docomo 限定)

 

話題の 格安SIM に乗り換えることで、月々のケータイ料金を大幅に節約できるのは今となっては常識ですが、それまで使ってきた「電話番号」や「メールアドレス」が使えなくなるのが最大の欠点です。最近は MNP(ナンバーポータビリティ) に対応したものも多く、「電話番号」はそのまま使用できるようになってきましたが、メールアドレスは MNP では引き継ぐことができず、Gmail などに移行するしかありませんでした。
しかし、今回紹介する方法なら、@docomo.ne.jp のメールアドレスを強引に 格安SIM でも使えるようになります。

おおまかな流れは以下のとおり。

  1. ドコモで1回線新規契約
  2. 元の回線のメールアドレスを2回変更
  3. 新規契約した回線のメールアドレスを元のアドレスに変更
  4. ドコモメールをマルチデバイスで利用できるように設定する
  5. 元の契約回線を音声通話つき格安SIMにMNP

これで、月々 格安SIMの料金+約1,000円 で運用できます。

メアド維持のために月に約1,000円余計にかかりますが、ドコモでデータ通信定額プランに入るよりはるかに安上がりです。

STEP1 ドコモで1回線新規契約する

Xiスマホを使っている人とFOMAスマホを使っている人では手順が異なるので注意しましょう。

■ Xiスマホを使っている人 → Xiプランで新規契約

ここで契約する回線は、メアド維持のための回線です。メールの設定後はFOMAプランに変更し寝かせるため、月額料金の最も安いプランで契約します。
ISPは必ず「spモード」を契約しましょう。

■ FOMAスマホを使っている人 → FOMAプランで新規契約

ここで契約する回線は、メアド維持のために寝かせる回線です。

メールの設定後は使用しないので、月額料金の最も安い

「FOMAタイプ・シンプル バリュー」 
「パケ・ホーダイ シンプル」

この組み合わせを ファミ割MAX50(または、ひとりでも割50) 適用で契約します。

もしくは「キッズケータイ」を一括0円で契約するのもアリかも。

ISPは必ず「spモード」を契約しましょう。

 

STEP2 元の回線のメールアドレスを2回変更

(以下、新規契約した回線を「B回線」、元の回線(残したい電話番号の回線)を「A回線」としておきます)

A回線のメールアドレス(今後も使いたいアドレス)を適当なアドレスに1回変更します。

メールアドレス変更(docomoホームページ)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/measure/change_add/

手続きが終わったら、確認のため新しいメアド宛てにパソコンなどからメールを送ってみます。
ちゃんと受信できるようなら、もう一度適当なアドレスに変更します。

ドコモのメールアドレスは、現在使用中のものはもちろん、変更前のアドレスも一定期間保護されて他の回線で使用できなくなっています。ただし、保護されるのは1つ前に変更したアドレスだけなので、2回変更してしまえば最初のアドレスの保護は解除できるのです。この方法でのメアド変更は、au 、softbank ではできません。できるのは“ ドコモダケ ”。

 

STEP3 B回線のメールアドレスをA回線の最初のアドレスに変更

B回線のSIMカードに差し替え、B回線のメールアドレスをA回線の最初のアドレスに変更。
事前にB回線の「ドコモID」を取得しておきましょう。

docomoID 発行手続き
https://id.smt.docomo.ne.jp/cgi8/id/register

 

STEP4 ドコモメールのマルチデバイス設定

ドコモメールをパソコンや他のメールアプリで使えるようにします。
ドコモメール / マルチデバイスでの利用方法
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_cloud/docomo_mail/multi_device/

マルチデバイス設定が終わったら、メールアプリの受信設定をします。
「ドコモメール」アプリは、マイアドレスの更新がネックなので使いません。
↓のようなマルチアカウント&IMAP対応のメールアプリを使います。

Google純正のメールアプリ

Gmail
  Android     iOS  
無料

無料で使える人気の高機能メールアプリ

K-9 Mail
  Android  
無料

チャットモードやデコメが使える

CosmoSia
  Android     iOS  
無料
設定方法は下記を参考にドコモメールを他のメールソフトから使う方法
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_cloud/docomo_mail/other/index.html

 

STEP5 A回線を音声通話付き格安SIMへMNP

音声通話の可能な格安SIMへMNP転入します。
間違ってB回線をMNPしないように注意。
音声通話可能な格安SIMプランはいろいろあるので、自分のスタイルに合ったサービスを選びましょう。

 

STEP6 B回線を最安プランへ契約変更

※ STEP1. で FOMA で新規契約した人は変更不要ですB回線を月額料金の最も安い、

「FOMAタイプ・シンプル バリュー」
「パケ・ホーダイ シンプル」

を ファミ割MAX50(または、ひとりでも割50) 適用で契約変更します。
ISPは必ず「spモード」を契約しましょう。

まとめ

今回は、格安SIMの弱点である「電話番号」と「キャリアメール」の引き継ぎを克服する“力技”を紹介しました。格安SIMだけで運用するより1,000円ほど月額料金が上がりますが、キャリアのメールアドレスを捨てたくない人は試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに僕は、ドコモのSIM(B回線)は寝かせずガラケーに差して、メールと家族間通話専用にしています。spモード に加えてガラケー用に iモード も契約しておけば @docomo.ne.jp のメアドが2つ持てますね。しかも料金も「ISPセット割」で変わりません。うれしいことに「パケ・ホーダイ シンプル」はメール使い放題。iモードメールの送受信にはパケット通信料がかかりません。これで月プラス1,000円の元はとれたかな?

おしまい