冬になるとトイレで用を足すのが苦痛です。
我が家のトイレにはヒーター付きの便座が付いていますが、そんなものは気休めかと思えるほどトイレ室内はとても寒いのです。
これでは外でしているのと大差ありません。
そんなクソ寒いトイレをまるで南国のような快適空間にしてくれる暖房機を集めました。
天井照明一体型のカーボンヒーター『ポカピカⅡ』
天井埋め込み型照明と一体になったカーボンヒーターです。
照明を点けると同時に室内を温め、まるで太陽に照らされているような温かさを感じられます。
取り付けタイプは2種類。「半埋め込み型」は見た目がスッキリしていてよいのですが特殊な工事が必要です。
一方、見た目はアレですが「吊り下げ型」なら工事不要で簡単に取り付けられます。
ポカピカⅡ | 半埋込み型 | 吊り下げ型 | |
---|---|---|---|
本体サイズ | ![]() |
![]() |
|
(φ)20.2cm × (H)16.4cm | |||
本体重量 | 約1.1kg | 約1.3kg | |
消費電力 | ヒーター | 300W | |
照明 | 36W(E26レフ電球) | ||
電気代(ヒーター使用時) | 1時間あたり 8.4 円 |
ヒーター機能のON/OFFを切り替えられるので、冬は照明&ヒーター、夏は照明だけという使い方が可能。
季節ごとに本体を付け替える手間がありません。
安全性について
天井に取り付けるので、トイレや脱衣所のような水周りでも安心して使えます。
トイレットペーパーやバスタオルなどに引火する危険もありませんし、ウォシュレットが暴発でもしない限り水にかかることもありません。
また、過熱防止のためのサーモスタット、温度ヒューズといった安全機能もちゃんとついています。
トイレの電気を消し忘れちゃうような「うっかり」やさんの手にかかっても、室内がサウナになる心配は無用です。
DIYで簡単設置 壁掛けヒーター
小型の壁掛けヒーターなら簡単なネジ締め程度の作業で取り付けできます。
自分で設置できるので、業者を呼ぶ手間も工事費用もかかりません。
ここでは2機種を紹介します。
スイッチを入れればすぐに温かい風が出るファンヒータータイプを選びました。
CHT-1736WH(スリーアップ)
「脱衣所ヒーター」ですが、奥行きが約12cmと薄型なので狭いトイレにも設置可能です。
ドライバー1本あれば付属のネジで簡単に取り付けできます。
「人感センサー」付きなので、トイレに入ると自動で電源が入りすぐに温風が出ます。
また、暖房だけでなく「送風」運転もできるので、夏場の湿気予防にも効果を発揮します。
DWC-A804-WH(ZEPEAL)
こちらも壁掛けタイプの脱衣所ヒーターですが、コンパクトサイズなのでトイレでも使えます。
引きひもスイッチなので、便座に座ってヒモをひっぱればすぐに温かい風が出ます。
同シリーズには「人感センサー」付きのものもあるので、消し忘れが怖い人はコチラも検討してみてはいかがでしょうか。※ 引きひもタイプでも1時間で電源が自動オフになる機能が付いています
製品名 | CHT-1736WH | DWC-A804-WH | |
---|---|---|---|
本体サイズ(cm) | ![]() |
![]() |
|
(W)49.5 × (D)12.1× (H)32.8 | (W)23.2 × (D)10× (H)31.6 | ||
本体重量 | 約4.8kg | 約2.1kg | |
消費電力 | 弱 | 600W | 400W |
強 | 1200W | 800W | |
電気代目安 (1時間あたり) |
弱 | 16.2 円 | 10.8 円 |
強 | 32.4 円 | 21.6 円 |
置くだけ簡単設置のタワー型ファンヒーター
ネジ1本締めるのも苦手というDIYオンチのあなたには、小型の据置型ヒーターがオススメです。
ただ置くだけなので、設置に面倒な工事も不要でお手軽です。
ここではスリムなタワー型セラミックファンヒーター3機種を紹介します。
タワー型ならトイレのコーナーにもピッタリ収まり場所を取りません。
セラミックファンヒーターなので、スイッチを入れればすぐに暖かい風が出てきますよ。
JCT-TW122T(アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマのこの製品は、高さが約40cmとタワー型ファンヒーターのなかでもかなり小型です。
小型ですが暖房能力は十分で、トイレのような狭い場所ならすぐに暖まります。
「人感センサー」付きで省エネ。
さらに「チャイルドロック」「転倒時電源OFF」機能が付いていて安全性に配慮されています。
トイレでの使用時にはあまり関係ありませんが、横置きでも使うことができます。
KPH-1253/W(コイズミ)
コイズミのこの製品には「首振り」機能が付いているので、より広い範囲を暖められます。
トイレだけでなく脱衣所でも使えますよ。
こちらも「人感センサー」付きで省エネに配慮。
転倒時には自動で電源が切れるので安全です。
HX-GS1(シャープ)
値段はちょっと高いですが、シャープの HX-GS1 もコンパクト設計でトイレで使うのにピッタリです。
シャープ製品だけあって「プラズマクラスター」を搭載していて、暖房と同時に「消臭・空気清浄」までしてくれます。
プラズマクラスター機能は暖房しなくても使えるので、空気清浄機として一年中活躍してくれますよ。
もちろん「人感センサー」「転倒時電源OFF機能」付きなので、省エネ・安全の両方に配慮されています。
お部屋の雰囲気に合わせて4色から選べるのも Good !
製品名 | JCT-TW122T | KPH-1253 | HX-GS1 | |
---|---|---|---|---|
本体サイズ(cm) | ![]() |
![]() |
![]() |
|
(W)15 × (D)15.9× (H)40 | (W)28.5 × (D)22.5× (H)67 | (W)19 × (D)19× (H)46 | ||
本体重量 | 約2.6kg | 約3.5kg | 約3.2kg | |
消費電力 (50Hz/60Hz) |
弱 | 750W | – | 550W |
強 | 1100/1150W | 1200/1150W | 1200W | |
電気代目安 (1時間あたり) |
弱 | 20 円 | – | 14.9 円 |
強 | 31 円 | 32 円 | 32.4 円 |
ヒートショック対策
寒さがどんどん厳しくなってくるこの季節、暖かい部屋から寒いトイレへ急に入るとヒートショックを起こしてしまう可能性があります。
ヒートショックとは急激な温度変化により身体が受ける影響のことである。比較的暖かいリビングからまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがある。高血圧や動脈硬化の傾向がある人がその影響を受けやすい傾向があり、なかでも高齢者は注意が必要とされる。
ヒートショックが原因で毎年1万人以上が急死しているといわれます。
特にヒートショックを起こしやすい高齢者のいる家庭では、トイレに暖房を設置することを強くオススメします。
コメント